昨日の旅(40)
☆ 再び一人旅 オーストラリア人のネッドは、ドイツ人のマーティンみたいに荷物を持ち逃げされなかったが、それでもイギリス人たちの仕打ちに大きく傷ついていた。 オーストラリアはイギリスと同じエリザベス女王を君主として仰ぐ英連邦の一員なので、オーストラリア人のネッドは当然、イギリス人たちを自分の仲間だと思っていたらしい。 それなのにイギリス人たちは彼を見捨てて行ってしまったのだ。...
View Article昨日の旅 IV
● 昨日の旅(31):イラン入国 ● 昨日の旅(32):進むべきか、引き返すべきか ● 昨日の旅(33):エルズルムのハマム体験 ● 昨日の旅(34):アナトリア高原の雪合戦 ● 昨日の旅(35):イスタンブールへの道 ● 昨日の旅(36):イスタンブール ● 昨日の旅(37):ギリシャへ ● 昨日の旅(38):クリスとの別れ ● 昨日の旅(39):ミュンヘン ● 昨日の旅(40):再び一人旅
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● 昨日の旅 I:日本→香港→フィリピン ● 昨日の旅 II:タイ→ビルマ→インド→ネパール ● 昨日の旅 III:インド→パキスタン→アフガニスタン ● 昨日の旅 IV:イラン→トルコ→ギリシャ→ドイツ
View Article東アフリカ周遊(1)
☆ 出発先日、東アフリカのナイロビ、モンバサ、ザンジバルを回ってきました。 一昨年の夏、一週間ほどの日程でタイに遊びにいったとき、滞在の後半に体調を崩し、なんとか自力で飛行機に乗って日本に戻ってきたものの、 帰国後、病院に行って診てもらったら、いろいろ悪いところが見つかり、年齢的にいってもう海外一人旅は無理なんじゃないか、...
View Article東アフリカ周遊(2)
☆ ナイロビ到着 ボロい空港ビルに入って、まず最初にアライバルビザの申請をしました。 申請用紙が置いてある台で用紙に必要事項を記入したものの、その用紙をどこに提出すればよいかわからない。 やれ向こうに持って行け、いや、あっちだ、と散々、たらいまわしされてやっとE VISAと表示されているブースに並んで50ドル払ってビザのスタンプをパスポートに押してもらいました。...
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☆ 懐かしのナイロビは今ニュースタンレーホテル 翌日、ナイロビ見物にでかけました。 正確にいうと、昔、よく行った懐かしいナイロビの場所を見物に出かけたのですが。 朝、8時過ぎ、ホテルで朝食を済ませたあと、外に出てみると通りはすでに速足で歩く通勤、通学の人々で溢れていました。 歩いている人間は、みんな都会人の顔つきをしています。昔のナイロビは都会人の顔をしたケニア人は少なかったですが。...
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☆ザンジバルへ ナイロビに2泊したあと、今回の旅行の最終目的地であるザンジバルに航空機で向かいました。 利用したのはFly 540というケニアのLCCの便。 LCCといっても料金はそれほど安くはなく、往きの飛行時間2時間のナイロビ・ザンジバル間のチケットが日本円で2万円近く、帰りの飛行時間40分のザンジバル・モンバサ間のチケットが1万5000円近くしました。...
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☆ ストーンタウン逍遥(1) 旧英国領事館 わたしがザンジバルに興味をもったのは、白ナイルの源流を発見するためにアフリカを探検 したイギリス人探検家たちの愛と憎しみのドラマを描いた、 オーストラリア人のノンフィクション作家、アラン・ムーアヘッドの『白ナイル』を読んだことがきっかけです。...
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☆ ストーンタウン逍遥(2) からゆきさんの家 旧英国領事館を見物したあと、わたしが向かったのは、からゆきさんの家(Japanese Old Bar)でした。 かってザンジバルには、日本人の娼婦が働く娼館(Japanese Bar)が存在しました。...
View Article東アフリカ周遊(7)
☆ ストーンタウン逍遥(3) 大聖堂 その後、かっての奴隷市場の跡に建てられたという英国国教会の大聖堂を見に行きました。 なぜ奴隷市場の跡にキリスト教の教会が建てられたかというと、アラブ人が行っていた野蛮な奴隷貿易を廃止させたのは我々文明人であるキリスト教徒ですよ、とアピールする目的があったみたいです。...
View Article東アフリカ周遊(8)
☆ パジェ パジェのビーチ ザンジバルでは、主としてストーンタウンに滞在していたのですが、ザンジバル島には美しいビーチが島の各所にあると聞いて、一応、ビーチも見ておこうという気持ちになりました。 それでストーンタウンから30キロほど離れた島の南東部にあるパジェというビーチに行って、そこにあるパラダイス・ビーチ・バンガローズという日本人経営のゲストハウスに一泊しました。...
View Article東アフリカ周遊(9)
☆ 再びストーンタウンへ 翌朝10時にまたモハメッドが迎えに来てくれて、彼の車でストーンタウンに戻りました。 バンガローで煩くガーガー音を立てる天井ファンをつけっぱなしにして寝たせいか、朝からお腹の調子が良くありません。 ベッドには身体を覆うのにペラペラのシーツ一枚しかなくて、多分、それでお腹を壊してしまったのでしょう。 途中、ガソリンスタンドに寄って、トイレを借りなくてはなりませんでした。...
View Article東アフリカ周遊(10)
☆ マダラカ・エクスプレス ザンジバルに5泊したあと、またFly 540のフライトでモンバサに向かいました。 モンバサは前回、ケニアに滞在した時に何度か訪れています。 特別、面白い町ではなく、見所も少ないところですが、ナイロビに直接、向かわずにモンバサに立ち寄ったのは、...
View Article東アフリカ周遊(11)
☆ 帰国の途へ 今回の旅行でわたしはひとつ非常に馬鹿な失敗をしてしまいました。 ザンジバルからモンバサに飛行機で飛んでケニアに再入国したとき、空港の両替所で、残っていた手持ちのドルをすべてケニアシリングに両替したのですが、 それだけでは翌日、ナイロビ空港から帰国便に乗るまでの間の費用を全額、賄うのは無理ではないかと考えて、日本円も少し両替しようとしました。...
View Article2018 東アフリカの旅
● 東アフリカ周遊(1):出発 ● 東アフリカ周遊(2):ナイロビ到着 ● 東アフリカ周遊(3):懐かしのナイロビは今 ● 東アフリカ周遊(4):ザンジバルへ ● 東アフリカ周遊(5):ストーンタウン逍遥(1) ● 東アフリカ周遊(6):ストーンタウン逍遥(2) ● 東アフリカ周遊(7):ストーンタウン逍遥(3) ● 東アフリカ周遊(8):パジェ ● 東アフリカ周遊(9):再びストーンタウンへ ●...
View Articleイスタンブールの休日(1)
☆ 出発 一週間ほどイスタンブールに遊びに行ってきました。 イスタンブールには過去、何回か行っているのですが、わたしの大好きな都市で、もういっぺん行きたいという気持ちになったのです。 利用したのは大韓航空です。 関空からイスタンブールまで直行便はなく、韓国の仁川空港を経由する大韓航空のフライトが一番、接続の便が良いのです。 過去、大韓航空は二度、利用したことがあります。...
View Articleイスタンブールの休日(2)
エミノーニュ波止場 ☆ ウシュクダラ&シルケジ 翌日、時差の関係か午前2時というとんでもない時間に目が覚めてしまい、もっと寝るために睡眠薬を飲んだら、今度は睡眠薬が効きすぎて、目が覚めたのは10時ちょっと前。 この日はボスフォラス海峡クルーズに乗る予定だったのですが、出航時刻は10時15分で到底、間に合いません。...
View Articleイスタンブールの休日(3)
☆ ボスフォラス海峡クルーズ ボスフォラス海峡に架かる橋 翌日、前日に遅刻して乗れなかったボスフォラズ海峡クルーズのフェリーに乗るためにエミノーニュ波止場へ。 この日もホテルからエミノーニュ波止場に歩いて向かったのですが、方向音痴のわたしは真っすぐたどりつけず、自動車道路に出てしまい、そこからバスでエミノーニュに出る羽目に。...
View Articleイスタンブールの休日(4)
☆ スレイマニエ・モスク スレイマニエ・モスク 翌日は、エルミーニョに隣接するイェニ・ジャーミー、エジプト市場、ルステムパシャ・モスク、スレイマニエ・モスクを回りました。 また道に迷うのは嫌だったので、タクシーで直接、イェニ・ジャーミーに向かったのですが、...
View Articleイスタンブールの休日(5)
☆ ブルーモスク 補修工事中のブルーモスク イスタンブール滞在5日目は、トプカピ宮殿、アヤソフィア、ブルーモスクを回ることにしました。 これら三つにグランドバザールを追加したものがイスタンブールの定番観光スポットで、過去、三回のイスタンブール訪問では毎回、訪れていて、今回はパスしてもよかったのですが、...
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