昨日の旅(11)
☆ バンコク到着 神戸を出て2週間後に目的地のバンコクに到着した。 船はシャム湾からメナム河に入ってゆっくりと上流のバンコクの港に向かって進んでいった。 メナム河の水は真っ茶色で、両岸にはびっしりとマングローブが生い茂り、ところどころに日本の石灯籠によく似た小さな石造りの祠が姿を覗かせていた。...
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昨日の旅(1):神戸港 http://jack4afric.exblog.jp/28198180 昨日の旅(2):大学受験失敗 http://jack4afric.exblog.jp/28207720 昨日の旅(3):Kさんとの出会い http://jack4afric.exblog.jp/28215246 昨日の旅(4):カルロッテとの出会い...
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☆ 昨日の旅(1):神戸港 ☆ 昨日の旅(2):大学受験失敗 ☆ 昨日の旅(3):Kさんとの出会い ☆ 昨日の旅(4):カルロッテとの出会い ☆ 昨日の旅(5):出航 ☆ 昨日の旅(6):横浜 ☆ 昨日の旅(7):船の仲間たち ☆ 昨日の旅(8):船の生活 ○ ☆ 昨日の旅(9):香港 ☆ 昨日の旅(10):マニラ
View Article今こそ、韓国に謝るべきか
先日、本屋に行ったときに作家の百田尚樹氏のベストセラー本、「今こそ、韓国に謝ろう」を立ち読みしました。 百田氏はこの本で、日本が朝鮮の文化や朝鮮人の民族性を無視して、朝鮮半島に巨額の投資を行って朝鮮を近代化してしまったことにたいして「すみませんでした」と謝っています。 この言葉には皮肉がこもっているのでしょうが、半ば本気でいっているのではないかという気もします。...
View Articleいつのまにか大国になったドイツ
ドイツのメルケル首相が、北朝鮮が核やミサイルの実験を繰り返し緊迫する朝鮮半島情勢について「われわれに交渉参加の要請があれば、即座に応じる」と述べ、仲介外交に意欲を示しているそうです。 https://www.nikkei.com/article/DGXLAS0040004_Q7A910C1000000...
View Article日本はやはり移民を受け入れる必要があるのではないか
最近、ネットなどで欧米諸国の移民関連の記事をよく目にするようになりました。 移民の増加による犯罪率の上昇や治安の悪化、イスラム過激思想に染まったイスラム系移民二世によるテロ事件の頻発、イスラム女性のブルカの着用に関する議論、等、 移民受け入れのマイナス面を強調して、日本は欧米の現状を他山の石として移民の受け入れに慎重になるべきだという意見が多いのですが、私もそれらの意見に基本的に賛成です。...
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フランス郵船「ラオス号」 ☆ 神戸港 今からちょうど50年前の1967年10月6日に私は神戸港にいた。 当時、就航していたフランスと極東を結ぶフランス郵船の客船ラオス号に乗るためだった。 その時、わたしは19歳だった。 フランス郵船の極東航路は1865年に就航を開始した歴史のある航路で、戦前は多くの日本人がこの郵船に乗ってフランスに渡ったという。...
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☆ 夜のルンピニ公園 ルンピニ公園は、ユースホステルのあったチュラロンコン大学のキャンパスから近かったので、毎日のように行っていたが、ある晩、不思議な体験をした。 公園を歩いていると、ひとりのタイ人の若者が寄ってきてタイ語で話しかけてきた。 しかし生憎とわたしはタイ語ができない。 それでCan you speak english ?と尋ねたが、彼はクビを振る。...
View Article昨日の旅(13)
☆ ラングーン バンコクからはビルマ航空でカルカッタまで飛んだ。 タイからカルカッタまで陸路で移動できれば一番良いのだが、種々の理由によりこの区間は飛行機でしか移動できない。 この区間の飛行便は、ビルマ航空の学割が一番安く、日本円で約2万円だった。...
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☆ カルカッタ 『インド夜想曲』というインドを舞台にした大変、ロマンチックなフランス映画を観たことがある。 ジャン=ユーグ・アングラード演じる主人公の青年がインドで失踪した友人を探してインド各地を旅する話だが、 彼は旅の最後の目的地であるゴアのリゾートホテルで、カルカッタでの撮影旅行から戻ってきたばかりのフランス人の女流カメラマンと出会い、彼女と次のような会話を交わす。...
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☆ カルカッタ(続き) ハウラー駅を出ると、外の状況はもっと凄まじかった。 カルカッタの街には、ありとあらゆる種類の不具の乞食が溢れていた。 片腕が欠損しているとか、片脚がないとか、そういうありふれた不具では稼げないとでも思っているだろうか、 いったい、どのようにして育てたらこのような奇形ができるのか不思議に思えるような、四肢と胴体が複雑にねじれ、折れ曲がっている子供もいた。...
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☆ ネパールへ 結局、カルカッタには三日しか滞在しなかった。 駅を一歩、出ると何十人もの乞食がゾロゾロあとをついてくるような状況では、観光もままならない。 さっさと次の目的地であるネパールのカトマンズを目指した方がよいと判断したのだ。 カルロッテは一足先にドイツ人夫婦と一緒にカトマンズに向けて出発していた。 それで、ネパールとの国境の町、ラクソールに向かう列車には、わたし一人で乗り込んだ。...
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☆ カトマンズ カトマンズでは一泊70円ほどの安宿に泊まった。 大部屋で、板張りの床に畳一枚くらいの大きさの布が間隔を空けてずらーっと並べて敷いてあって、その布の上に自分の寝袋を敷いて寝ることになっていた。 カルカッタからの列車で一緒だったアメリカ人の弁護士もわたしに付き合って、この安宿に泊まったのだが、一泊しただけで根をあげて、もっとましなホテルに泊まるといって出ていった。...
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☆ ナガルコット カトマンズに滞在中、カトマンズ郊外のヒマラヤ山脈を眺めることができる展望台のあるナガルコットに行った。 泊まっていた安宿で客引きをやっている若い男と仲良くなって、彼がナガルコットに案内してくれるというので一緒に行ったのだ。 カトマンズからナガルコットまでのルートは、観光客に人気のトレッキング・コースになっていて、ピクニック気分でゆっくりと歩いていった。...
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☆ カトマンズからベナレスへ カルロッテとはカトマンズで再会したが、このあと、別行動をとることになった。 彼女は、クリスマスまでに故国、スウェーデンに帰ることを望んでいたが、わたしは時間をかけてインドを旅行したいと考えていたからだ。 それでカルロッテは、カトマンズから先は、やはりクリスマスまでにドイツに帰国することを望んでいたドイツ人夫婦と一緒に旅を続けることに決めたのだが、...
View Article昨日の旅(20)
☆ ベナレス ベナレスはヒンズー教最大の聖地で、毎年、夥しい数のヒンズー教徒が巡礼にやってくる。 わたしがネパール国境の町ラクソールからベナレス行きの汽車に乗ったときに、途中の乗り換え駅でわたしを含む多数の乗客が積み残されて、挙句の果てに貨物列車に放り込まれたのも、 それだけベナレスを目指すインド人の乗客が多かったせいではないかと思う。...
View Article昨日の旅 II
● 昨日の旅(11):バンコク到着 ● 昨日の旅(12):夜のルンピニ公園 ● 昨日の旅(13):ラングーン ● 昨日の旅(14):カルカッタ ● 昨日の旅(15):カルカッタ(続き) ● 昨日の旅(16):ネパールへ ● 昨日の旅(17):カトマンズ ● 昨日の旅(18):ナガルコット ● 昨日の旅(19):カトマンズからベナレスへ ● 昨日の旅(20):ベナレス
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