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日本はやはり移民を受け入れる必要があるのではないか

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最近、ネットなどで欧米諸国の移民関連の記事をよく目にするようになりました。
移民の増加による犯罪率の上昇や治安の悪化、イスラム過激思想に染まったイスラム系移民二世によるテロ事件の頻発、イスラム女性のブルカの着用に関する議論、等、
移民受け入れのマイナス面を強調して、日本は欧米の現状を他山の石として移民の受け入れに慎重になるべきだという意見が多いのですが、私もそれらの意見に基本的に賛成です。
しかし、だからといって、冷静に考えて、日本がこれから移民や外国人労働者を受け入れずにやっていくのはムツカシイのではないかという気がします。
ご存じのように現在、日本では少子高齢化が問題になっています。

日本では1996 年から15~64歳の生産年齢人口が減少し始め、2008年には人口も減少しています。
このまま推移すると33年後の2048年に日本の人口は1億人を割り、2060年には8,674万人まで減少し、今後50年間で人口の約3分の1が失われるといいます。
生産年齢人口(15~64歳の人口)については、2014年には7785万人だったのが、2030年に6700万人まで減少し、総人口に対する割合は63.8%(2010年)から58.1%(2030年)に下がるそうです。
一方で高齢者人口は、「団塊の世代」が75歳以上となる2025年には3,657万人に達し、2060年には国民の約2.5人に1人が65歳以上、4人に1人が70歳以上の超高齢化社会が出現するといいます(高齢社会白書 2014)。
このような高齢化社会の到来を少しでも遅らせるために政府は出生率を上げることを目指した様々な施策を講じているようですが、妊娠可能な女性の人口が減少している状況で、その効果は限定的なものにならざるを得ないでしょう。
2020年には日本女性の2人に一人は50歳を超えるといいますから。
生産年齢人口の減少による経済成長の鈍化、高齢者の社会保険費用の増大による若い世代の負担の増額、少子化による家族機能の低下、人口減少による地域社会の衰退、等、少子高齢化社会の弊害はいうまでもありません。
バブル崩壊後の長期にわたる経済の低迷も、日本における生産年齢人口の減少とそれによる消費の萎縮とは無関係ではないでしょう。
このまま放置しておくと、日本は緩慢な自殺の道を辿ることになるのではないという気がします。
この少子高齢化の解決策は唯一、移民の受け入れしかないのではないかと、最近、思うようになりました。
日本では、移民の受け入れについては拒絶反応が強いように思えますが、日本に流入する外国人の数は着実に増えています。
最近、技能実習生という言葉をちょくちょく耳にするようになっていますが、様々な業界で「技能実習」という名目で外国人を受け入れて、低賃金でこきつかっているそうで、
特に農業実習生として農家などで働いている外国人労働者の待遇は劣悪だそうで、逃亡する外国人も多いといいます。
これら低賃金外国人労働者の実態は、偶に漏れ伝わってくるだけで、一般の国民にはよく知られていないのですが、
国民の外国人労働者にたいする無関心をいいことに、日本で外国人労働者が搾取されているとしたら問題です。
現実に日本の産業界が外国人労働者を必要とし、彼らなしにはやって行けないのであれば、国民もそれをタブー視するのではなく、
どのような形で外国人労働者あるいは移民を受け入れるのが日本にとって最善であるか、もっと議論すべきではないでしょうか。
このままなし崩し的に外国人を受け入れていって、気がついたら国中、外国人だらけになっていたというヨーロッパみたいにならないように、
今からしっかりと外国人受け入れの計画を立てて、きちんとコントロールできるようにしておいたよいのではないかと思うのです。
今や世界4位「移民受け入れ大国」日本の末路
私は日本の少子高齢化問題を解決するためには、移民を受け入れるしかないと考えていますが、どこの国からでも受け入れるのではなく、移民の送り出し国は選ぶべきだと思っています。
具体的には反日国家として世界で一、二を争う中韓からは移民を受け入れるべきではないと考えています。
中国人については、反日であることに加えて、世界中どこの国でもチャイナタウンを作って固まって住み、移住先の国に同化しようとしません。
さらに中国共産党は日本を属国にするという野望をもっているそうで、日本在住の中国人はその先兵として働く可能性があります。
韓国人も反日であることに加えて、北朝鮮の工作員が紛れ込んでくる可能性があるし、女はすぐに売春を始めるだろうし、彼らをこれ以上、日本に受け入れてもロクなことにはならないでしょう。
すでにして中国人と韓国人は、在日外国人の一位と二位を占めているわけで、在日外国人の国別のバランスを考える上でもこれ以上、彼らを受け入れるべきではないと思います。
それではどこの国の人間を移民として受け入れたらよいか、私はフィリピン人を受けいれたらよいのではないかと考えています。
フィリピン人は、出稼ぎ労働者として世界中で働いていますが、フィリピン人の出稼ぎ労働者が多いのは、フィリピン国内に仕事がないせいもありますが、
フィリピン人の社交的で陽気な性格が受け入れ国の人間に好かれているという面もあるのではないかという気がします。
二年近く前にエチオピアを旅行したとき、往路・復路ともにアラブ首長国連邦のドバイで飛行機を乗り継いだのですが、

ドバイでは出稼ぎで来ているらしいフィリピン人を多数、見かけました。
往路ではドバイに着いて空港に乗り入れているメトロを使って市内に出ようとしたとき、
チケットを改札口のパネルに当てる要領がわからずモタモタしていたら陽気なフィリピーナが二人現れて、親切にやり方を教えてくれました。
復路ではドバイの空港のスタバで、カプチーノとビーフサンドウィッチを頼んで、余っていたUAEの金を全部ポケットから取り出して、
カウンターにいたフィリピン人の男性従業員に「これで足りなかったら、残りはドルで払うから」といったら、
彼は私が出した紙幣とコインを面倒がらずに勘定して、「ちょうどぴったり合ってるよ!これ以上、払う必要ないよ」と嬉しそうに笑い、
その笑顔をみて、私も嬉しくなってしまいました。
日本では現在、介護士、看護師、保育士などの職種が不足しているそうですが、AIやロボットが取って替わることができないこれらの仕事は、親切で優しいフィリピン人に適していると思います。
もちろんフィリピン人といっても天使ばかりではないし、中には悪事を働く人間も出てくるでしょうが、
ある程度の犯罪の増加や治安の悪化は、移民受け入れの代償として引き受けるしかないと思います。
外国人労働者の労働環境が劣悪でないか監視して、彼らが犯罪に走るのを未然に防ぐことも必要になってくると思いますが、
いずれにせよ、現在の日本社会に漂う閉塞感は、少子高齢化が大きな要因になっていることに間違いありません。

ジジババばかり増えて、若者が少なくなる社会に活気が生まれる筈はないのです。




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