レスビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーという異なる集団をLGBTという言葉で一括りにすることには無理があるし、この言葉を使うことで、その各々の集団の実態が見えにくくなると思うからです。
アメリカには、公共施設などでLGBT向けトイレを作るべきだという主張するLGBT活動家がいるという話ですが、
それだとレスビアンとゲイとバイセクシュアルとトランスジェンダーはみんな同じトイレを使わなければならなくなります。
現実には、トイレの問題で悩んでいるのはパス度が低いTのトランスだけで、LGBについてはトイレの問題は存在しません。
実際、私は何十年もホモをやっていますが、トイレはいつも男性用トイレを使っていて、それで問題が生じたことはまったくありません。
一度、間違って女性用トイレに入ってしまい、掃除のおばちゃんに叱られたことはありますが (^^;
LGBT向けトイレを作って、これまで何の問題もなく、男性用トイレあるいは女性用トイレを使っていたレスビアン、ゲイ、バイセクシュアルの人間にそのトイレの使用を奨励することは、
これらの人間にそのセクシュアリティーをカミングアウトすることを強いることを意味し、カミングアウト至上主義のゲイリブ活動家を除く一般当事者は、そのような強制を断固、拒否するでしょう。
日本では、はっきりとLGBT向けトイレと表示されることはなく、「だれでもトイレ」とか「多目的トイレ」とか表示され、レインボーカラーのマークが付けられることが多いようですが、これにも問題があります。
そもそもレインボーカラーというのは、同性愛者のシンボルカラーだからです。
昔は、同性愛者を表すのにGLという略語を使っていたのが、いつの間にかLGに変わり、さらにLGBTになり、最近ではIやQも付いていたりするみたいですが、
レインボーカラーのマークをトイレに表示することは、同性愛者はこのトイレを使用すべきであるとの意味を込めることになり、前述したような強制的なカミングアウトにつながるのです。
ホモの場合は、ハッテン目的でトイレを利用するときは、身障者用の広いトイレに男二人で入ってコトに及ぶということがあるので、
多目的トイレという名称がふさわしいといえなくもありませんが、あくまでもトイレ本来の利用目的では、ホモであっても男性用トイレを使うのはいうまでもありません。
実際、男性用トイレか女性用トイレのどちらに入るか迷うのはトランスだけですから。
私の知り合いのニューハーフは、豊胸手術をしているものの下半身はいじっておらずチンポはついていますが、女装しているので女性用トイレを利用しているそうです。
それでも銭湯の女湯や公営プールの女性用更衣室のように裸にならなければならない場所は利用できないといいます。
胸には立派なオッパイがついてるんだから、下半身はタオルかなんかで隠せば入れるんじゃないかと思うのですが、肩幅が広いからすぐに男だと見破られてしまうのだそうです。
かといって、オッパイがあるのに男湯に入ったり、男性用更衣室に入るわけにもいかないので、銭湯も公営プールも基本、利用できないといっていました。
彼は旅行好きで、世界各地を旅行しているそうですが、女装はしていても、パスポートの性別は男性のままだそうです。
アラブ男が好きで、よくアラブ・イスラム圏を旅行するそうですが、入国審査で問題にならないか訊くと、意外と簡単だといいます。
イミグレのブースにいる入国審査官は、パスポートの性別は男性なのに目の前に立っている人間が女なので一瞬、怪訝な表情になるそうですが、そこでニッコリと笑ってみせるんだそうです。
すると「ああ、そういうことか」と納得した顔になり、ニヤッと笑ってスタンプを押してくれるといいます。
反対に面倒なのはアメリカで、必ず別室に連れていかれて根掘り葉掘り質問されるそうです。
いずれにせよ、このような不便を味わうのはTのトランスジェンダーだけで、LGBのレスビアン、ゲイ、バイセクシュアルには関係のない話です。
それにも関わらず、LGBT活動家を自称する連中がTにしか関係しないトピックであっても、しつこくLGBTという言葉を使うことに固執するのは、Tの絶対数が少ないからでしょう。
マイノリティといっても数が多い方が、被差別利権を狙っている活動家にとっては都合がよいのです。
ある調査によると、これまで国内で性同一性障害(GID)の診療を受けた人間は2万2000人だそうです。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG18H2M_Y7A310C1CC0000
まだ受診できていない人間も含めると、その数はもっと増えるでしょうが、それでも万単位でしかなく、数百万人はいるといわれる同性愛者と較べると2桁少ないのです。
そのため、現実にはトイレで困っているのはトランスだけなのに、LGBTという言葉を使ってあたかもホモやレズまでトイレで困っているような印象操作を行っているのですが、
その結果、LGBTとして一括りにされるレスビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの各集団がそれぞれ抱える問題が見えなくなってしまうという弊害が起きているのです。
たとえば、次の『「25時間に1人」のLGBTが殺されるブラジルの闇』という記事です。
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170314/Cyzo_201703_251lgbt.html
この記事にはブラジルでは25時間に一人の割合でLGBTが殺されていると、いかにもブラジルではLGBTにたいする差別が激しいように書かれてますが、
25時間に一人ということは、年間350人ほどです。
一見すると多そうに見えますが、ブラジルは人口が2億を超える人口大国で、治安が悪く、殺人発生率は10万人あたり28.6人(日本は0.31人)で、
2015年一年間の殺人事件の被害者数は5万8000人に達しています(http://www.afpbb.com/articles/-/3106151)。
一年間のLGBTの殺人事件被害者数の350人は、全体の被害者数5万8000人の0.6パーセントしか占めず、
LGBTが全人口に占める割合が5パーセント程度であることを考えると、むしろブラジルではLGBT差別が少ないということになります。
実際、私がブラジルに行ったときには、ブラジルは同性愛に非常に寛容な国であるという印象を受けましたし、ブラジルに行った友人や知人もみんな私と同様の感想を述べています。
またこの記事には、被害者全体の42パーセントに当たる144人がトランスジェンダーであると書かれてあります。
なぜトランスの被害者が突出しているのか?
まず第一にブラジルでは、女装の男娼が多いことが挙げられます。
なぜ多いかというと、需要が大きいからです。
これはブラジルのバイセクシュアル文化が関係していると思われますが、このような女装の男娼の客の大半はノンケの男だそうで、彼らは女装の男娼にバックを掘られることを好むんだそうです。
なぜブラジルで女装の男娼が殺人事件の被害者になることが多いのか、男娼だけでなく娼婦の殺人事件の被害者数も調べないとはっきりとは断言できませんが、
売春婦(夫)の場合、不特定多数の客を相手にするので犯罪に巻き込まれる確率が大きくなることが考えられます。
いずれにせよ、この問題の主役はトランスジェンダーであって、その問題に対応するには、ブラジルでトランスジェンダーが置かれている状況を社会学的見地から考察する必要があると思うのですが、
この記事ではトランスジェンダーという言葉の代わりにLGBTという言葉を使うことで、トランスジェンダーの問題をみえなくしているのです。
いい加減、LGBTという言葉を使って、トランスジェンダーの問題がセクマイ全体の問題であるかのように見せかけるのは、やめるべきだと思いますね。
本日のつぶやき
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孫向文 @sun_koubun · 6時間6時間前
中国に住む時に睡眠の深さが非常に浅い日々が続いて体調が悪くなります。主な原因はPM2.5と思います。窒息するような呼吸状況でイライラして心拍数上昇、安眠出来ません。本当に健康被害の中国国民は政府を提訴しないといけません。
つぶやき4
<ユナイテッド航空>乗客を機外に引きずり出す…超過予約で
毎日新聞 4/11(火) 19:28配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170411-00000075-mai-n_ame
私は、ユナイテッドが最低のエアラインで、CAはクズばかりだということを昔から知ってる。だから20年以上、利用してない。