彼女はそのスピーチで「アメリカや日本で多くのLGBTの生徒がイジメに遭い、痛ましい数のLGBTの10代の若者たちが自殺しています」と述べたそうですが、
これはアメリカと日本のLGBTが置かれている状況の違いを無視した発言です。
実際のところ、日本ではアメリカと違って、同性愛者に対する差別は殆ど見られないし、同性愛者に対するヘイトクライムも発生していません。
「日本ではLGBTに対する深刻な差別がある」と主張して、学校その他でのLGBTに関する人権教育の導入を叫んでいるのは、被差別利権を得ることを目論んでいるLGBTアクティビストを自称する一部の利権屋だけで、
私の知り限り、日本で同性愛者その他のセクマイの自殺率の高さを客観的に証明する信頼できる統計データは存在しません。
上記のケネディ大使の発言と歩調を合わせるかのように、アメリカに本拠を置く人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は2016年 05月 05日付の報告書で、
「日本政府は、レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー(LGBT)の子どもを学校でのいじめから保護できていない」と批判し、
5月7日には都内で、「LGBTの子どもに対するいじめと、差別禁止法整備の必要性」と銘打ったイベントを開催しています。
このHRWの動きは前述の東京レインボープライドでのケネディ大使の発言と明らかに連動していますが、HRWという団体はアメリカ政府に協力して活動することが多いそうで、
LGBT問題に関して二人三脚で日本政府に圧力をかける構図が透けてみえます。
このHRWの日本代表を務めるのが土井香苗という弁護士です。
彼女の夫も神原元という弁護士ですが。この神原元はしばき隊の弁護士として在特会に対してスラップ訴訟を連発して在特会をつぶそうと図った人物で、
慰安婦強制連行のねつ造記事を朝日新聞に書き、現在は韓国に亡命している元朝日新聞記者、植村隆の弁護人も務めていて、
植村を批判する人間に対して次から次へと名誉棄損訴訟を起こして、植村に関する言論を封殺しようとしています。
つまり、この神原元はバリバリの反日パヨクの人権屋弁護士なのですが、当然のことながら、その妻であるHRW日本代表の土井香苗も同じような思想の持主であると推察されます。
実際、彼女は日本の女子高生と女子中学生の30パーセントは売春をしているという誤った情報を国連特使に吹き込んだり、
日本のAV女優はAV出演を強要されていると主張し、現役のAV女優から反論されると、彼女たちとの面談を拒否して逃げ回り、
自分を批判した評論家の池田信夫に対してスラップ訴訟を起こしている、あの人権屋弁護士の伊藤和子と「お友達」なんだそうです。
伊藤和子のような反日パヨクの人権屋権護士は、国連の人権委員会や海外の人権団体に日本社会における「差別」を針小棒大に告げ口し、
これら国際機関やNGOから日本に対する非難を引き出すというマッチポンプを長年やってきているのですが、
今回のケネディ大使やHRWの日本のLGBTに関する発言については、日本のLGBT活動家によるマッチポンプではなく、
アメリカ政府の意思が働いているのではないかという気がします(「日本でLGBTをゴリ押しするアメリカ民主党」を参照)。
民主党のオバマ政権は、LGBTの権利の平等、すなわち同性婚の実現に熱心で、オバマ大統領はアメリカ国内だけでなく、海外でも積極的にLGBTの人権に関して発言しています。
例えば、昨年7月、父親の故国であるケニアを訪問したとき、ケニアではLGBTの人権が守られていないと主張してケニヤッタ大統領を怒らせ、「アメリカの価値観をケニアに押し付けるな!」と反発をくらっています。
また、アメリカ国務省は海外のLGBT活動家を対象にInternational Visitor Leadership Program(IVLP)という研修を行っていて、グッド・エイジング・エールズ代表の松中権や虹色ダイバーシティ代表の村木真紀もこのプログラムによってアメリカに招かれて研修を受けています。
私はキャロライン・ケネディはオバマが日本に送り込んだLGBT教の伝道師ではないかと疑っています。
ついでにいうと、アメリカのリベラル寄りのニュースサイトの日本版で朝日新聞が絡んでいる「ハフィントンポスト」はLGBT教の伝道サイトです。
ケネディ大使は、安倍首相の靖国神社参拝を非難する一方で、大使公邸に日本人のLGBT活動家を招いてティーパーティーを開いているそうですが、
日本のLGBT活動家がしばき隊や共産党などの反日パヨク陣営に完全に取り込まれていて、その反日パヨク陣営の背後に北朝鮮や中国が控えていることを知らないのでしょうか?
もっとも彼女はあの辻元清美もティーパーティーに招いているそうで、彼女自身、アメリカのリベラルによくみられる中国好きの日本嫌いなのかもしれません。
いずれにせよ、彼女の任期はあと半年で、共和党のトランプ候補が次期大統領に当選したら、アメリカ政府によるLGBTゴリ押しも終わるでしょう。
民主党のヒラリー・クリントンが次期大統領に選ばれたら、民主党によるLGBTゴリ押しが続く可能性がありますが、それでもLGBT教が日本に根付くことはないと思われます。
このブログで何度もいっていることですが、アメリカの同性愛問題というのは、突き詰めれば宗教問題で、
同性愛は教義に反すると主張するキリスト教右派と、同性愛を認めるべきだと考えるリベラルなキリスト教徒が争っているわけで、
そんなキリスト教の宗派間の争いをキリスト教徒が人口の1パーセントか2パーセントしか占めない日本に持ち込んでも日本の国民が反応する筈がありません。
ケネディ大使が嫌う日本神道は、元々、性に対してはおおらかで、同性愛を禁止していませんし、日本の仏教も仏教寺院が長らく同性愛の温床になっていたという歴史的事実もあって同性愛に対して寛容です。
そのため、日本のホモやレズは、LGBT教などという異教に改宗しなくともこの日本でシアワセに生きていけるのです。