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LGBT教育はジェンフリ教育の二の舞になるか

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ジェンダーフリー教育の下で行われた運動会の男女混合競技
今、加計学園問題で渦中の人になっている、天下り斡旋で引責辞任した文部科学省の前川喜平前事務次官は、
2017年1月20日に文科省職員に送った辞任メールで次のようなLGBT擁護発言をしています。
ひとつお願いがあります。私たちの職場にも少なからずいるであろうLGBTの当事者、セクシュアル・マイノリティの人たちへの理解と支援です。無理解や偏見にさらされているLGBT当事者の方々の息苦しさを、少しでも和らげられるよう願っています。 http://www.asahi.com/articles/ASK1N563DK1NUTIL031.html

当事者でもない人間が唐突にこのような発言をするのをみて、いったいどのような意図があるのかと不思議に思ったのですが、次の記事をみて納得しました。

LGBTの教員研修、全国6割で実施 文科省通知で対策http://www.asahi.com/articles/ASK4T3SV6K4TUTIL02N.html
上の記事によると、文部科学省は2015年4月に性的少数者の子どもに配慮するよう都道府県教委に通知し、教員向けの手引も公開しているのだそうです。



つまり、天下り斡旋で文科省をクビになったこのオッサンは、文科省を辞めてからの新しいシノギとしてLGBT利権を狙っていたということらしいです。
それにしても、LGBT活動家がここまで文科省に食い込んでいたとは知りませんでした。
歌舞伎町の出会い系バーに週に4回も通っていたことを指摘されて、「貧困調査のために通っていた」と答えるような恥知らずな人間が事務次官を務める5流官庁だから、
LGBT活動家を自称する利権屋の口車に乗せられて一緒に利権漁りをする気になったのでしょうが、LGBT教育研修に関する「教員向けの手引き」なるものは、
ロクな人生経験もないLGBT団体の若造が日本の実情を無視して、アメリカのゲイリブの教科書をそのまま引き写したものに違いなく、そんなものを押し付けられても教育現場は混乱するだけで、
かってフェミたちがジェンダーフリー教育というのをやって教育現場を混乱に陥れた二の舞になるのではないかという気がします。
ジェンダーフリー教育とは、「男らしさ」や「女らしさ」などの男女の性差を無視して男子生徒と女子生徒を一緒に扱う教育で、
その結果、学校では、体育の授業のときに男子生徒も女子生徒も同じ部屋で運動着に着かえる「男女混合着替え」や運動会で男子生徒と女子生徒が同じ組になって戦う「男女混合騎馬合戦」、
出席簿を男女別に記載せず、男女一緒に記載する「男女混合名簿」、身体検査を男女別にせず、同じ部屋で裸になる「男女混合身体検査」などが行われ、
山梨県のある高校では、男子生徒と女子生徒が互いの制服を交換して着るという『転校生』や『君の名は。』を地で行く試みまで行われたといいます。
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http://www.news24.jp/articles/2014/11/11/07263186.html#
さらにジェンフリ教育の名の下にダッチワイフなどを使った過激な性教育も行われ、それが保守派の反発を招き、フェミのいう「バックラッシュ」が起きて、
2015年12月の第二次男女共同参画基本計画に「ジェンダーフリー教育」を否定する下記の文言が盛り込まれ、学校教育の現場で男女の性差をなくすというフェミたちの計画は頓挫したのです。
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しかし、LGBT教育の導入によって、ジェンフリ教育が再び息を吹き返す可能性があるのです。

元々、フェミニズム運動とゲイリブ=LGBT運動は親和性が高いというか、ゲイリブ運動はフェミニズムの運動から派生し、ゲイリブ理論はフェミニズム理論に基づいているという歴史的経緯があります。
フェミたちが好む「ジェンダー」という言葉を、ゲイリブ=LGBT活動家を自称する連中が多用するのはその一例です。
また人口比からみれば、レスビアンはゲイよりもずっと数が少ないにもかかわらず、ゲイリブ=LGBT活動家にレスビアンが多いのも、ゲイリブ運動がフェミニズム運動の傘下にあると考えると納得できます。
実際、LGBT活動家を自称するレスビアンは例外なくフェミニストで、レスビアンがフェミニストをやっているというよりも、フェミニストがレスビアンをやっているという方が正確なような気がします。
フェミニストたちは、「男らしさ」や「女らしさ」などの性差は、社会的・文化的に構築された後天的なものであると主張し、その実例としてしばしば同性愛者や性同一障害の人間を引き合いに出します。
同性愛者や性同一性障害者には、男(女)として生まれたにも関わらず、男(女)っぽくない人間が多いので、
「男(女)にうまれたからといって、男(女)らしく生きる必要はない」というフェミたちの持論を展開するのに便利な存在なのです。

フェミニストたちの「男女の性差は、文化的・社会的に構築される」という「文化決定論」の根拠になっていたのは、アメリカの文化人類学者、マーガレット・ミードの著書「サモアの思春期」と、
ペニスを失った男の子の赤ん坊をホルモン療法と性適合手術で女の子にすることに成功したと主張した性科学者、ジョン・マネーの著書「双子の症例」でしたが、
現在では、マーガレット・ミードの研究もジョン・マネーの研究も完全なねつ造であったことが証明されていて、男女の性差は後天的に形成されるという主張は説得力を持たなくなってきています。
反対に、最近の脳の研究によると、「男らしさ」や「女らしさ」などの性差は生まれつき、つまり先天的に決定されるという説が有力で、
私自身の体験からいっても、同性愛の傾向や性同一性障害は先天的な要因が強いような気がします。
しかし日本のフェミたちは相変わらず性差は後天的に形成されるという説に執着しているようで、
LGBT教育を、実質的なジェンダーフリー教育にしてしまう可能性があるのです。
一口にLGBTの生徒といっても、大半のホモやレズの生徒はイジメの対象になるのを恐れてカミングアウトしないでしょうから、
現実に教育現場で注目されるのは男の子なのに女子の制服を着たがったり、反対に女の子なのに男の恰好をしたがる性同一性障害の生徒だけになる可能性が大きいと思われます。
そして前述したようにこのような性同一性障害の生徒は、フェミたちにとって「男らしさ」や「女らしさ」を否定してくれる非常に都合の良い存在なので、
フェミたちが、男女の性差を否定するために、このような生徒を最大限、活用するのは目に見えています。

実際、ジェンフリ教育の華やかなりし頃は、フェミや日教組の教師たちは、性同一性障害の人間を学校に呼んで生徒の前で話をさせたりしていたといいます。

そのためLGBT教育に便乗して、LGBTの生徒にたいする差別をなくすという口実で、かって山梨県の高校で男子生徒と女子生徒の制服を交換させて着せたように、
性同一性障害の生徒が生まれつきの性と反対の性の制服を着るのを後押しするなどして、「男らしさ」と「女らしさ」を否定するジェンフリ教育の復活を狙ってくるのではないかと考えられるのです。
実際、フェミたちのツイッター等を見る限り、彼女たちは例外なくLGBT教育を支持しています。
たとえば、最近、一部のLGBT活動家が学校など公共施設に設置するように主張しているLGBTトイレは、英語ではAll Gender RestroomとかGender Neutral Restroomとか表記します。
簡単にいうと、これはジェンダーフリートイレのことです。
つまり、LGBTトイレには、ジェンダー=性別を廃止したいというフェミたちの願望がこもっているのです。
本来ならば、上記の第二次男女共同参画基本計画の「ジェンダーフリー教育」に関する注意書きに従って、監督官庁である文部科学省はこのようなジェンフリ教育の復活の兆しに対抗する適切な措置を講じる義務があるのですが、
前述したように事務次官までもが率先してフェミニスト=LGBT活動家と癒着し、利権を狙っているのだからどうしようもありません。
このまま放置すると、LGBT教育は、ジェンフリ教育の二の舞になって、教育現場に大混乱を引き起こすに違いありません。

本日のつぶやき
下記の英司さんのツイッターが炎上しているそうです。
https://twitter.com/hj_age/status/887282250647183361
彼は別の人のツイートを引用する形で呟いて、その根拠について十分に精査しなかったと非難されているのですが、その点は彼も認めてきちんと謝罪しているわけで、それで一件落着だと思うのですが、
アクティビストを名乗る人間が、英司さんが記事を書いているGENXYや英司さんが勤務する会社にまで英司さんを中傷するメールを送りつけ、彼の記事を載せるなとか、会社をクビにしろとかいって騒いでいるそうです。
LGBT活動家を自称する連中は、二言目には「自分たちの意見に反対ならば、堂々と名前を名乗って反論しろ!」といいますが、名前を名乗って異論を唱えるとこういう目に遭うのです。
昔から、ゲイリブの連中は、自分たちの気に食わない人間に集団で執拗かつ陰湿な嫌がらせを行って口を塞いできましたが、
ゲイリブからLGBTアクティビストに名前を変えても、その本性は変わっていないようです。
いずれにせよ、今回の騒動で、多くの当事者がLGBTトイレという呼称に違和感を抱いていることがはっきりしたわけで、英司さんのツイートはこの問題に一石を投じることになったと思います。





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