彼がコロンビアでやっている活動は、とても素晴らしいと思うので、このブログでも紹介させていただきます。
世界ナゼそこに?日本人 コロンビア 2月20日
https://www.youtube.com/watch?v=RiS1d7HwDM8
横井研二さんは日本人の父親とコロンビア人の母親の間に1979年にコロンビアで生まれますが、
10歳のときに日本企業の駐在員が反政府ゲリラに誘拐、殺害されるという事件が起こり、父親が働いていた日本企業がコロンビアから撤収することになり、父親と一緒に横浜に移住します。
日本に帰国したときは日本語が話せず、学校で苦労したそうですが、とても良い先生に恵まれ、級友たちの助けもあって、なんとか日本の生活に適合できたそうです。
高校卒業後、日本でコロンビア人女性と出会って結婚、レストランを開業します。
店は繁盛するのですが、ある日、コロンビアのテレビのニュースで、政府機関で働く女性を人質に取って、自分の子供に食いものをくれないならこの人質を殺すと脅す黒人男性の姿を目撃してショックを受けます。
そしてコロンビアのためになにかしたいと考えて、奥さんと生まれたばかりの長男を連れてコロンビアに戻ります。
しかし、コロンビアに戻ったもののなにをすればよいかわからず、無為に過ごすうちに、日本からもってきた金が底をつき、日本に帰るための航空機のチケットも買えなくなったそうです。
その頃、彼はスラム街の広場でサッカーをしている少年たちに日本語を教えていたといいます。
コロンビアで日本語を覚えても大して役に立たないのではないかと思うのですが、ケンジさんによると、子供は日本語を覚えることで自信を持つのだそうです。
それまで自分はスラムに生まれたから、将来、麻薬の売人かギャングにしかなれないと思い込んでいたのが、日本語を学ぶことでもっと広い世界があることを知り、将来に希望を持つようになるといいます。
そのようにしてケンジさんのお陰で不良にならずにまともな人生を歩むことができたという少年が何人もでてきて、噂を聞きつけた学校から話をしてくれと頼まれます。
それでケンジさんは学校に行って講演したそうですが、そのときコロンビア人の教師を前にして、
「日本は先進国だけど、一人ひとりの日本人は特別、優秀ではなく、コロンビア人と変わりない。唯一、日本人にあってコロンビア人に欠けているのは規律だ」
と話したそうです。
彼は日本に移住して、横浜の学校に入ったとき、先生が教室に入ってきたとき、それまで騒いでいた生徒たちが静かになり、級長の「起立」「礼」「着席」の号令に従うのをみて、
教室に隠しカメラがあって、従わないと殴られるからではないかと思ったそうですが、あとで日本人の生徒が規律正しいのは家庭でちゃんとしつけられているからだとわかったといいます。
そして教育現場における規律の大切さをコロンビア人の先生たちに話したそうですが、先生たちはその話に感銘を受けたそうで、ほかの学校からも講演を頼まれるようになったそうです。
そのような講演の様子を撮影した動画がYoutubeに投稿されて一週間に100万回も再生されたそうで、その結果、コロンビアだけでなく、ベネズエラ、グアテマラ、メキシコ、ペルーからも呼ばれて講演するようになり、
2010年には、コロンビアの青年会議所から「コロンビアの傑出した10人の若者」に選ばれたといいます。
一人はハメドリかしらw
政府職員を人質にとって「子供に食べ物をくれないなら殺す」と脅す貧しい黒人男性の姿をみて、なんとかしなければと考えてコロンビアに渡ったケンジさんですが、
実際にスラムに住んでみて、食べ物や衣類をスラムの住民に恵むのは、スラムの住民の自立を阻むのでよくないと考えるようになったそうです。
現在、スラムでは世界中から送られてくる援助や寄付金のお陰で、無料で食事ができる食堂が100か所もあり、洋服もたくさん送られてくるので、住民は着るものの心配もしなくてよいそうです。
しかし、そのせいで住民たちの間で「自分たちは貧しいんだから、食事や衣類を無料で施されて当然だ」という間違った意識が生まれたといいます。
ケンジさんはこれを「貧困の精神構造」と呼んでいて、このような意識を変えることこそが貧困から脱出する道だと主張しています。
これはコロンビアだけでなく、アフリカについてもいえると思いますね。
先進国からアフリカ諸国にはこれまで膨大な額の援助がなされていますが、独裁者の大統領やその取り巻きの私腹を肥やしただけで、貧困は解消されるどころか、逆に拡大しています。
ケンジさんは現在、仲間と共に、Turismo con Proposito(使命ある観光)とい日本とコロンビアの交流団体を運営しているそうです。
ケンジさんは、日本にいたときから、鬱になって自殺する日本人の若者をみて、コロンビア人の温かさが彼らを救うことができるのではないかと考えていたといいます。
日本人は規律正しいけれど、人間関係には冷たいところがある。反対にコロンビア人は規律はないけど、人間的には温かく、その温かみを伝える能力もある。
それでコロンビア人は日本人から規律を学び、日本人はコロンビア人から逞しく生きる力を学べばよいのではないかと考えて、両国民の交流プロジェクトを企画したそうですが、
先進国から発展途上国への一方的な援助ではなく、両者が互いに欠けているものを学ぶという対等の関係で交流するのは素晴らしいと思いますね。
これまでこの交流プロジェクトで30人ほどの日本人の若者がコロンビアにやってきて、スラムのコロンビア人の家庭にホームステイしているそうですが、
日本で何度も自殺を図った日本人の若者が、現地の人々と生活を共にすることで、明るく元気になるという成果を挙げているといいます。
私は、子供の貧困とか貧困JKとか「貧困」という言葉を安易に使う昨今の日本の風潮をみていると苛々して、「海外の本当に貧しい国に行って、本物の貧困をみてこい!」といいたくなるのですが、
日本の若者がコロンビアのように貧しい国に行けば、いかに自分が恵まれた環境にいるかよくわかるだろうし、そのような貧しい国でも明るく生きている人をみて感動する筈です。
反対にコロンビア人にとっても、精神的な問題を抱えた日本人の若者を癒す力が自分たちにあると自覚することは自信につながるでしょう。
コロンビアでは日本は先進国として尊敬されているそうですが、そのような先進国の日本からやってきた日本人のケンジさんが、
「コロンビアは素晴らしい国だ」というのを聞いて、コロンビア人が驚き、喜び、ケンジさんを好きになる気持ちはよくわかります。
Yokoi Kenji CNN EN ESPAÑOL日本語字幕
https://www.youtube.com/watch?v=Ol4DDr52qq4&t=1s
Turismo con Proposito - Especiales de Pirry.mov
https://www.youtube.com/watch?v=FVj62zPS3fQ
本日のつぶやき
左翼によるディスカウントジャパンの手口
http://blog.livedoor.jp/kanedashoji70/archives/69511764.html
私もアルジャジーラのこの記事をみて目を剝きました。韓国から金をもらって日本バッシング記事を書く欧米人ジャーナリストが多すぎる!
つぶやき2
以前は外務省の危険情報のレベル1「十分注意」だったアムハラ州、オロミア州、ガンベラ州などが軒並みレベル2「渡航の是非を検討」に引き上げられている。
パックツアーもアムハラ州にあるゴンダールやラリベラ、バハルダールなどの観光地を避けるようになっているらしい。
そういえばヨシダ・ナギさんも最近、治安が悪くなっているのでエチオピアには行ってないといってた。
バックパッカーもモヤレ経由でケニアに抜けられるなくなっているのではないか。
ちなみにレベル3は「渡航延期勧告」レベル4は「退避勧告」
つぶやき3
民進党支持率、6%に下落wwwwwwwwwwwwwwwwwww
http://hosyusokuhou.jp/archives/48787410.html
LGBTの7.6%よりも少ないのねw
「ゲイは民主党、もとい民進党」というスローガンが大嘘だったことがよくわかる。
54: タイガースープレックス(dion軍) [CO] 2017/03/13(月) 01:54:15.32 ID:2Z54jBB/0
中国人が党首で支持率上がると思ってるほうがおかしいわ
引用元: http://hayabusa8.2ch.net/test/read.cgi/news/1489336479/
つぶやき4
初鹿明博議員(民進党衆議院議員)
「流行語大賞になるくらい、SOGIハラを広めていただきたいと思います。」
http://www.huffingtonpost.jp/soushi-matsuoka/lgbt-rights_b_15292832.html
つぶやき5
chiyuricoco @cocochiyuri
ハッキリ言って「同性パートナシップ証明/宣誓」は同性愛者の家族を可視化させるだけで何の保障制度もない。実際戸籍上は他人のまま。事実婚ですらない。
それなのになぜかソレを「同性婚/多様な家族/LGBT家族」として布教する活動家がいるから不思議。
結局、「同性婚ごっこ」をしているにすぎないわけ。与党自民党にロビー活動して同性婚を法制化するだけの能力も意思もないから、自治体発行のクソの役にも立たない紙っ切れをもらって同性婚した気分になっているだけ。