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同性カップルが子供を持つということ(3)

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同性カップルの子育てについては、異性カップルが育てるのと変わりないという意見はあっても、批判的な声はあまり聞かれません。

前回の記事で紹介したレスビアン・カップルに育てられた女性たちの証言は例外的なもので、同性カップルに育てられた大部分の子供たちは成人しても沈黙を守っているといいます。

同性愛者の親を傷つけたくないというのが、その主な理由だそうですが、それ以外にも、同性カップルの子育てについて否定的な発言をすると、

同性愛者コミュニティから激しい攻撃を受けて、社会的に抹殺されてしまうという現実が存在するからだといいます。

前回、紹介したブログ「苺畑より」では、同性カップルに育てられて辛い思いをしたと発言した男性が同性愛者たちから激しい攻撃を受けて職を失いかけた話がでてきます。

A Tale of Targeting by Robert O. Lopez
https://www.firstthings.com/web-exclusives/2014/10/a-tale-of-targeting

この男性はレスビアンの母親とそのパートナーの女性に育てられたロバート・ロペズというカリフォルニア州ノースリッジ大学古典英語教授で、

2012年8月にPublic Discourseというウェブサイトに「Growing Up with Two Moms.(二人の母親に育てられて)」というエッセイを発表し、同性カップルの子供として生きることのむつかしさについて語りました。

単純にいうと、同性の親に育てられることには困難が付きまとった。隣人たちの偏見がその理由ではない。地域の人々は私の家庭で何が起こっているか知らなかった。外部の人間には、私はオールAの成績でハイスクールを卒業した育ちの良い優等生にしか見えなかっただろう。
しかし、内心では私は混乱していた。

彼は同性カップルの親に育てられることの心理的葛藤について述べただけで、同性婚や同性カップルの子育てについて反対意見を述べたわけではありません。

それにも関わらず、彼のエッセイが発表されるとすぐにLGBT活動家たちが「彼は反同性愛者で、彼のエッセイはゲイバッシングだ」と騒ぎ出し、大学のLGBT学生グループは彼を罷免するように大学当局に迫ったといいます。

その後、彼自身だけでなく家族や友人や教え子までもが騒ぎに巻き込まれ、エッセイの発表から3年経ってもまだ、彼自身や家族が身の危険を感じるほどの攻撃を受けているそうです。

日本でもSNSなどで少しでもゲイリブを批判したら、ゲイリブたちから非難のコメントが殺到し、執拗な嫌がらせを受けるというのはよく聞く話ですが、

アメリカのゲイリブたちはもっと過激で、ゲイマフィアと呼ばれて恐れられているそうで、

そのような状況では、同性カップルに育てられた子供たちがホンネを中々、口にできないのも仕方がないでしょう。

それでは日本の現状はどうなっているのでしょうか。

日本の場合、同性カップルで子育てをしているケースはまだ少数で、特にホモカップルが子育てをしているケースは皆無に近いのではないかと私は思っています。

渋谷区お抱えLGBT芸人の東小雪と増原裕子のレズカップルは、ゲイ向け代理母ビジネスを立ち上げようとしたときに袋叩きに遭ったのですが、

たとえ叩かれなかったとしても彼女たちのビジネスはこの日本では成功しなかったと思いますね。

わざわざ2000万円も払ってアメリカに行ってアメリカ人の代理母に出産を依頼するような酔狂なホモカップルがこの日本にいるとはとても思えないからです。

レスビアン・カップルで子育てをしているケースはブームになっているとは思えまないけど、一定数は存在すると思います。

ただ日本にはアメリカみたいなゲイ・コミュニティは存在しないことから、大半は、一般の地域社会に埋没して生きていると想像されます。

つまり、世間的には母子家庭でとおし、同居しているレスビアンのパートナーの女性は友人、あるいは身内の女性ということにしているのではないかという気がします。

子供の母親とパートナーの女性が養子縁組をしている場合は、法的に家族になれますが、子供が保育園や学校でイジメに遭うことを懸念して、

自分たちがレスビアン・カップルであることを公表しているケースは少ないのではないでしょうか。

いずれにせよ、片方の性の親だけに育てられる子供が苦労することに変わりはないと思いますが、世の中には母子家庭は沢山あって、行政による支援もそれなりに期待できるし、

子供が人工授精で生まれた場合でも、人工授精で生まれた子供の自助グループなどもあるそうで、子供が完全に孤立する事態は回避できるような気がします。

問題なのは、子育てをする同性カップルがレスビアンあるいはホモのカップルであることをカミングアウトし、その子供を「ゲイビー」として宣伝し、自分たちの活動に利用するケースです。

前出の東小雪と増原裕子のレズカップルは人工授精による妊娠、出産を計画しているそうで、

まだ妊娠もしていないのに早々と「ふたりのママから、きみたちへ」などというタイトルの本を出していて、子供を利用する気、満々です。

実の父親にレイプされた話を本に書いて売名するような女だから、子供ができたらすぐに「レスビアン・カップルの子育て日記」みたいなタイトルの本を出して稼ごうとするのに決まっています。

あと大阪の弁護士夫夫を自称するホモカップルも養子縁組で子供を育てたいと広言しています。

彼らは、レスビアンであること、ホモであることを売りモノにして、みずからのプライバシーをメディアに切り売りして生活しているわけですが、

私はそのような生き方を下品で悪趣味であるとは思うものの、彼らに向かってその生き方を改めるべきだと説教する気はありません。

どのような生き方をしようが本人の勝手だと思うからです。

しかし、そのような生き方に子供を巻き込むことには反対です。

「ゲイビー」と呼ばれて育てられる子供が人生で出会うであろう困難が容易に想像できるからです。

もっとも、小雪カップルは産む産むといいながら、いっこうに妊娠したという話は聞かないし、弁護士夫夫の場合は、実際問題として、この日本で養子を得るのは法的、制度的に不可能です。

そのため、彼らの子供を持ちたいという願望は、単なる願望に終わるような気がしますが、不幸な子供を作らないためには、その方がよいでしょう。

しかし、子供をみずからの活動のために利用しているLGBT活動家はすでに現れています。

男性への性転換手術を受けてなくて身体は女のままだけど、戸籍の性別を女性から男性に変えてほしいと家庭裁判所に審判を申し立てて却下された岡山県在住のトランスジェンダーがそうです。

「男と女の間で(その2)」を参照。

彼女は、積極的にメディアに露出していて、そのときは必ずパートナーの女性とその6歳になる連れ子の男の子を同行させて写真を撮らせているのですが、

パートナーの女性はともかく、6歳の子供まで平気で世間に晒す神経は理解できません。

写真を見る限り、子供とは仲良くやっているように見えますが、ブログには子供に暴力を振るった話を書いています。

https://megalodon.jp/2017-0207-2328-19/blogs.yahoo.co.jp/inakaoyako/21414438.html

6歳の連れ子の男の子と一緒に風呂に入って、「お前はオンナだ!」と言われてブチ切れてかなり激しい暴力を振るったそうですが、

性転換手術を受けてなくて身体が女のままであれば、女に見られるのは当たり前のことで、それで腹を立てて子供に暴行するのはまったく大人げないというか、立派な児童虐待で、こんな人間に親になる資格などありません。

LGBT活動家を自称する人間になぜこれほど非常識な人間ばかり揃っているのかよくわかりませんが、彼らに子供を育てさせることには私は絶対、反対です。



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