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Channel: ジャックの談話室
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日本を舞台にしたタイのテレビドラマ

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ここ数年、日本を訪れる外国人観光客が急増しています。

昨年2015年の国別の訪日客数のランキングは、1位:中国、2位:韓国、3位:台湾、4位:香港、5位:米国の順ですが、タイが意外と健闘していて6位にランクインしています。

2015年の訪日タイ人数は前年度21.2%増で796,700人、今年に入ってからも増加傾向は続いているそうです。

タイ人観光客が増えたのは2013年にタイ人向けの観光ビザの要件が緩和されたことがきっかけで、安価なLCCの普及も拍車をかけているようですが、

なによりタイ人の所得が増え、日本に旅行できる中産階級のタイ人が増えてきていることが大きな原因でしょう。

そのタイで最近、日本にロケしたテレビドラマが増えているそうです。

今回、紹介する『ライジング・サン』もそのひとつ。マリオ・マウラーとナデート・クギミヤの二大人気スターが共演しているのですが、なんと二人はこのドラマで日本人の役を演じています。


マリオ・マウラーがタケシ、ナデート・クギミヤがリュウという日本人の青年を演じていて、二人はイトコ同士という設定で、

マリオ君もナデート君もそれぞれ好きな女性がいるのですが、いろいろと邪魔が入って中々、思いが遂げられないという基本、恋愛ドラマのようですが、

なぜかマリオ君もナデート君も日本のヤクザ一家の息子という設定になっていて、二人が対立するヤクザの抗争に巻き込まれるというヤクザドラマの要素も加味されているそうで、

日本人が観れば相当、珍妙なドラマになっているのではないかと想像されますが、タイではヒットしたそうです。

(Mario & Taew) The Rising Sun MV
https://www.youtube.com/watch?v=gYRRNweAaX8

主題歌も日本語で歌ってます
https://www.youtube.com/watch?v=cqE24QmfHxk

主役の2人の内、マリオ君はかなり前から私のご贔屓です。

タイの俳優は白人とのハーフが多いのですが、マリオ君はドイツ人とタイ人のハーフです。

2007年に高校生の男の子同士のBL的関係を描いたLove of Siamという映画でデビューして、一躍、人気スターになったのですが、

この映画のお陰でホモではないかと疑われるようになって、本人はそのことをだいぶ気にしていたようで、徴兵検査のときのインタビューで、「ボクは男だ!」ときっぱりと疑惑を否定しています。

Love of Siam(英語字幕付き)
https://www.youtube.com/watch?v=_H3LIUUkXTM

マリオ君の徴兵検査
https://www.youtube.com/watch?v=78EjzYsGgSE

私としては彼がホモであろうがノンケであろうがどっちでもいいのですが(どうせヤレるわけじゃなし)、映画やドラマでもっと積極的に脱いでもらいたいですね。

徴兵検査では上半身裸になってムチムチした美味しそうな身体を見せてくれていますが、お尻とかも見てみたいw

もう一人の主役のナデート・クギミヤは日本人っぽい苗字ですが、オーストラリア人とのハーフで、母親の再婚相手がクギミヤという日本人で、その養父に対するリスペクトを込めてクギミヤ姓を名乗っているそうです。

彼は2013年に制作された、第二次大戦中にタイに駐留していた日本兵とタイ女性の恋愛を描いた『クーカム』という映画で主役の日本兵、コボリ(小堀)を演じています。

2013年版『クーカム』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=eHfaxbW-ors

このドラマの原作は、タイの女流作家トムヤンティーが1963年に発表したタイの国民的小説『クーナム』(「運命の人」)(日本語タイトル『メナムの残照』)で、

これまで何度も映画化、テレビドラマ化されていて、主人公の日本兵コボリ(小堀)役は、その時々の人気ナンバーワンの若手俳優が演じることになっているそうで、

2013年版の映画では「バンコク都民の選ぶ好きな男優第1位」に選ばれたナデート君が演じることになったのだそうです。

日本兵と現地女性の恋愛物語が人気になるなんて、反日国家の中国や韓国では想像できないと思いますが、それだけタイは親日国家だということでしょう。

考えてみたら、タイ人の俳優が日本を舞台にしたドラマで日本人の役を演じて、それが人気になるというのもほかの国では考えられないことかもしれません。

この『ライジング・サン』というドラマは、千葉県香取市佐原というところでロケしているそうですが、なんでそんなド田舎でロケしているかというと、

水郷の町として知られる佐原の観光協会がタイ人観光客の増加を狙って佐原でのロケを誘致したのだそうです。

実際、このドラマがタイで放送されたあと、佐原を訪れるタイ人観光客はいっきに増えたそうで、

それをみたほかの地方自治体も次々とタイドラマのロケ地に名乗りをあげるようになって、その結果、日本を舞台にしたタイのテレビドラマが増えているのだそうです。

まあ、個人的には、反日でマナーの悪い中国人や韓国人よりも、親日的な台湾やタイからの観光客が増えて欲しいし、

そのためにこのようなドラマの制作に協力して日本の魅力をアピールするのは良いことだと思いますね。

タイのテレビでは、日本各地の観光地を紹介するタイ人向けの旅番組も放送されているそうです。案内役のイケメンはタイの人気俳優だとか。
https://www.youtube.com/watch?list=PL0VVVtBqsouronpqosKWvUncglpnRDNQJ&v=CeDkldighxY

『ライジング・サン』のナデート君とマリオ君の入浴シーン。このシーンだけ見てみたい。
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本日のつぶやき

勝部 元気@KTB_genki
禁煙外来のように、「俺、ロリコンのままじゃマズイな…」と自覚している人に対してはしっかりとサポートする「禁ロリ外来」のような仕組みがあっても良いと思う。

ロリコンをホモに変えたらまんま昔の欧米のホモ差別主義者の言葉と重なるけど、自分が正しいと思い込んでいるらしい(そうじゃないと呟かないだろう)ところが怖い。

つぶやき2

LGBT1000万人、同性カップル制で変わること
東洋経済オンライン 4月24日(日)6時0分配信
日本では全人口の8%弱、約1000万人が該当するともいわれる(電通調べ)。

5.2%から7.6%、8%と時が経つにつれてLGBTの数が増えている。そのうち、日本の人口の4分の1、3000万人はLGBTだ!と言い出すんじゃないか、電通はw






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