当時、アルゼンチンにはヨーロッパから新天地を求めてやって来た多数の移民が住んでいたそうですが、移民は圧倒的に男性が多く、女性が少なかったことから、
ブエノスアイレスの下町のボカ地区の酒場で男同士がタンゴを踊ったのが、アルゼンチン・タンゴの始まりだといわれています。
このような生い立ちのせいか、タンゴは男同士で踊っても違和感がなく、むしろ巧いダンサーが踊ると非常にカッコよく見えます。
私が男同士で踊るタンゴのカッコよさを初めて知ったのは、ケン・ラッセル監督の映画『ヴァレンティノ』(1977)で、
この映画はサイレント時代のハリウッドの大スター、ルドルフ・ヴァレンティノの伝記映画なのですが、
大スターになる前の下積み時代にダンスホールで女性客の相手をしてチップを稼ぐボールルームダンサーをしていたヴァレンティノが昼間、客のいないダンスホールで同僚のダンサーとタンゴを踊るシーンが素晴らしかったです。
ヴァレンティノを演じていたのは、ニジンスキーの再来といわれた20世紀を代表するバレエダンサーのルドルフ・ヌレエフで、タンゴを踊るシーンで彼の相手役をつとめたのは、
当時のイギリス・ロイヤル・ バレエのプリンシパル・ダンサーだったアンソニー・ダウエルです。
このイギリスを代表する二人の男性ダンサーが組んで踊るのだから、カッコよくない筈がない。
バレエ劇場では絶対に観られないこの男同士のタンゴ・シーンをスクリーンで実現してくれたケン・ラッセル監督には感謝感激、雨あられといったところです。
ケン・ラッセルは、2011年年に84歳で亡くなるまで女性と4回、結婚しているので、ホモではないと思うのですが、
この『ヴァレンティノ』のタンゴ・シーン以外にも、『恋する女たち』(1969)では、アラン・ベイツとオリバー・リードの全裸のレスリング・シーンをみせてくれるなど、ホモの観客に対するサービス精神が旺盛でした。
ブエノスアイレスのミロンガと呼ばれるタンゴを踊る場所の多くは一週間の特定の曜日をゲイ・ミロンガと名付けて、男性ペアに開放しているそうですが、
最近では、いつでも男性ペアを受け入れるゲイフレンドリーなミロンガも出来ているそうで、そういうところではダンス自慢の男性ペアが多数来て踊っているそうです。
パッとしない中年のオッサン同士のタンゴ、滋味あふれる踊りですね
これもオッサン同士のペア、渋いです!
これはストリート系?
これはかなりショーアップされたプロの踊り
タンゴといえば、イタリア映画の名匠、ベルナルド・ベルトリッチ監督も作品にタンゴを踊るシーンを挿入することで知られています。
『ラストタンゴ・イン・パリ』というそのものズバリのタイトルの作品もありますが、個人的には『暗殺の森』(1970)で、ドミニク・サンダとステファニア・サンドレッリが女同士でタンゴを踊るシーンが良かったです。
最後にご存じ『ブエノス・アイレス』(1997)のレスリー・チャンとトニー・レオンのタンゴ・シーンです。
本日のつぶやき
グットデザイン賞にカラフルステーションが応募した際の渋谷区の同意書に関する情報の開示請求に対する渋谷区の回答
すずやの娘は髭を生やしている暇があったら、もっと一般社会常識を身に付けるべきでしょう。
つぶやき2
世田谷区のクソの役にも立たない「同性カップル公的書類」
区営住宅の入居くらい認めなさいヨ!
つぶやき3
すずやの娘の言い訳
⑴グッドデザイン賞の件について補足させて頂きます。私が10月1日付のFacebook及びTwitterにて「渋谷区の同意書と共に応募するという形をとりました。」と記載したことについて、渋谷区に情報公開請求が行われ、実際には「同意書」が存在しない事についてご指摘を頂戴しました。
⑵この記載については、「渋谷区の同意書と共に提出しました」ではなく、「渋谷区の同意書と共に応募するという方式を選択しました」という意味で説明させて頂いておりました。 申請時点では同意書は存在しておらず、私が後日同意書を頂ける認識でおりましたため、申請を行った次第となります。
言ってることが支離滅裂なんだけど、申請=応募ではないの?
なんで同意書が出るのを待ってから申請しなかったの?
なんでそんなに急いでたの?
男とか、女とかいう以前に人間としての基本的な常識が欠けてます。
こんなのが渋谷区長と癒着して渋谷区から金もらってるんだ。