発端は、彼女がアメリカの代理母出産仲介業者と組んで日本でゲイのための代理出産と卵子提供セミナーなるものを開催すると発表したことです。
日本のゲイリブは昔からアメリカ一辺倒で、アメリカで同性婚が流行し、代理母を利用して子供を持つゲイのカップルが増えているという話を聞くと、
日本の同性愛者もアメリカのように同性婚をして、子供を育てるべきだと単純に考えてしまうのです。
そこには日本とアメリカは文化が違うから、アメリカで同性婚や同性カップルの子育てが流行っても、日本でも同じようになるとは限らない、という発想がすっぽりと抜け落ちています。
それが私には不思議でしょうがないのですが、アメリカのゲイの生き方を真似することが同性愛者の正しい生き方であると信じて疑わないゲイリブカルトの信者たちは聞く耳を持たないのです。
最近、現れた東小雪やグッド・エイジング・エールズなどのいわゆる渋谷系のゲイリブたちの特徴は、従来のように同性婚の権利を叫ぶだけでなく、
実際にこの日本で無理やり同性婚の需要を作り出して、それをビジネスにつなげて儲けようと企むところです。
東小雪とその相方もレスビアンの婚活と称してレスビアンのお見合いパーティーなどを開いていたそうですが、その程度の活動で止めておけば問題はなかったと思います。
しかしゲイの男性の子作りを支援するために代理母の斡旋をすると言い出したことで俄然、批判に晒されるようになったのです。
ご存じのように、子供のいないカップルのための代理母による出産については、医学的・倫理的な観点から批判の声が強く、日本では原則禁止されています。
出産というのは女性にとって精神的にも肉体的にも大きな負担を強いられる極めて重大な出来事で、妊娠中に合併症その他で死亡する事例もあります。
そのようなリスクを伴う出産を発展途上国の貧しい女性や先進国でも貧困層に属する女性に金を払って代替させるのは
金持ちによる貧しい女性の搾取にあたるのではないか、また生まれて来る子供を生みの母から引き離して依頼者に渡すのは人身売買にあたるのではないかという批判が根強いのです。
特に東小雪については、みずからも女性でありながら、同じ女性である代理母の立場にまったく配慮せず、金儲けのことしか考えないその利己的な姿勢が厳しく問われたのです。
このような批判に対して東小雪は「ゲイでも子供を持つことができる可能性を示したかっただけだ」と弁明していますが、当事者の立場から言わせてもらえば余計なお世話です。
そもそも日本のホモで、同性婚して子供を持つことまで考える人間がどれだけいるのか。
渋谷区が鳴り物入りで売り出した「同性パートナー証明書」を申請したのが、渋谷区お抱えのLGBT芸人である東小雪とその相方しかいなかったという事実は、日本における同性婚の需要がいかに小さいかよく示しています。
ましてや、2000万円もの大金を払って代理母を利用して子供を持ちたいと思うホモのカップルなんて現実にこの日本にいるとは思えません。
元々日本には存在しない需要を無理やり作り出してまで金儲けをしたいと考える欲深な女がLGBTアクティビストを名乗ることに多くの当事者が違和感を覚えているのです。
代理母出産ビジネスで物議を醸したあと、東小雪はある地方新聞のインタビューで宝塚在籍時代に先輩たちから激しいイジメに遭ったと発言して宝塚ファンから猛反発を受けます。
宝塚ファンから見れば、宝塚に短期間しか在籍せず、ロクに活躍もしなかったくせに「元タカラジェンヌ」という肩書を最大限、利用して自分を売り込んでおきながら、
宝塚の内部事情を暴いて批判するのは宝塚に対する裏切り、侮辱以外のなにものでもないのでしょう。
東小雪はこのような宝塚ファンの批判に対して、「宝塚ファンは心を病んでいる人間が多い」というツイートをRTして火に油を注ぐのですが、
公平にみて、心を病んでいるのは東小雪の方でしょう。
彼女はあるニュースサイトのインタビューで次のように発言しています。
「宝塚を退団した後の私は、リストカットや自殺未遂を繰り返したり、境界性人格障害と診断され、ときに閉鎖病棟に入院させられたり……
http://news.livedoor.com/article/detail/8988132
実は、ゲイリブ団体を頼って来る人間の多くは、彼女のように心の問題を抱えたメンヘラと呼ばれる人間なのです。
彼女も現在のパートナーと出会うまでいくつかのゲイリブ団体を渡り歩いているようですが、彼女のようなメンヘラがゲイリブ団体のいい加減な自称カウンセラーと接してかえって病状を悪化させるケースは多いのです。
彼女はブログで、細木数子みたいな見るからに胡散臭い感じのする自称カウンセラーの婆さんを紹介して「私は先生に救われました」とか書いてますが、この婆さんに洗脳されたんじゃないでしょうか。
そのうち霊験あらたかな壺かなんかを売り出すようになったとしても私は驚きませんね。
いずれにせよ、彼女を見ていて驚かされるのは、その自己顕示欲の強さです。
彼女は実の父親にレイプされた体験を書いた本を出版して、自分のブログで宣伝していますが、こういうことができる人間はふつうの神経の持ち主とは思えません。
もちろん本人は「私のような辛い体験をする人がこれ以上でないように勇気を出して告白しました」みたいなことをいって自分の行為を正当化しているでしょうが、
ようするに世間の注目を浴びたいだけで、そのためには、実の父親に犯された体験までも売り物にしてしまうのです。
彼女が宝塚に入ったのもスターになって脚光を浴びたかったからでしょう。
しかし宝塚の厳しい世界にはついていけず、ドロップアウトしてしまいます。
それても、その目立ちたがり屋の性格は治らなかったみたいで、宝塚退団後、レスビアンであることをカミングアウトし、マスコミを呼んでディズニーランドで派手な同性結婚式を挙げます。
そんな彼女に目を付けたのが、渋谷区のイメージアップのためにLGBTを「活用」することを考えていた渋谷区の長谷部区長です。
長谷部座長が率いる渋谷区のLGBT一座には、ダウン症みたいな顔をしたセレブ気取りのブサイクなオッサンとか、髭を生やしたトンカツ屋の娘とかほかにロクな役者がいなかったので、
宝塚出身の彼女を一座の看板女優として迎えたのです。
渋谷区お抱えのLGBT芸人になった彼女は、宝塚では得られなかった主役の座を射止めてさぞかし満足だったに違いありません。
広告会社の宣伝マン出身の長谷部座長のプロデュースの下、渋谷区が売り出した同性パートナーシップ証明書の申請第一号として登場し、
カメラの放列を前に記者会見する彼女の顔にはやっと世間の注目を浴びることができた喜びが溢れていました。
この東小雪を見ていると、尾辻かな子を思い出すという人がいます。
尾辻かな子は、2005年の東京のゲイパレードで現職の政治家として初めてレスビアンであることをカミングアウトして話題を呼びます。
当時は大学のゲイサークルの全盛時代で、大学生のホモの間では、
「周囲の友達に嘘をつきながら生活するのは息苦しい」とか、「彼氏のことを彼女に置き換えて話を合わせるのが大変だ」
といった理由で、カミングアウトを推奨する動きが出ていたといいます。
そこにタイミングよく尾辻かな子がカミングアウトしたので一躍、彼女は若い学生ホモのアイドルになったのだそうです。
しかし大学のゲイサークルで活動していた大学生のホモは政治には無関心だったといいます。
私は尾辻かな子は、学生たち若いホモに推されて参院選に出馬したものとばかり思っていたのですが、実際は彼女は学生たちに黙って水面下で民主党と立候補の話を進めていたのだそうです。
そして彼女の発言が政治的な色合いを帯びるようになるにつれて、学生たちの間で尾辻が自分の政治的野心を実現するために若いホモを利用しているのではないかという疑念が高まっていったといいます。
その結果、彼女が出馬表明の記者会見をしたときには学生たちはすでに彼女の元から潮を引くように去っていたそうで、
その間隙を埋めたのが古手のゲイリブ活動家たちで、彼らの影響を受けた尾辻はますます先鋭化し、
マスコミを呼んで派手な同性結婚式を挙げたり、選挙カーで「レスビアンの尾辻かな子をお願いします~~」と連呼して回るという悪趣味きわまりない選挙戦を繰り広げるのですが、
それにドン引きした一般の同性愛者の間から彼女に対する激しいバッシングが起きて、同性愛者の票をまったく得られずに惨敗してしまうのです。
尾辻かな子と東小雪に共通するのは、二人とも私利私欲を満たすためにLGBTを利用していることです。
また批判や忠告に一切、耳を傾けない点も共通しています。
尾辻かな子は自分に対する批判を完全に無視して暴走し、自滅していきましたが、東小雪も同じ運命を辿ることになるでしょう。